久しぶりの投稿です。
前回少し触れたように、UVレジンで中空シェルを作った後に、さらに内側をシリコンで埋めてオスメス型でシェルを作成する方法を紹介します。
この方法を使うと、透明シェルでも黄変が少なくでき、同一の厚みのシェルが量産できるという強みがあります。シェルに使う素材も、UVレジンより少し安くできます。
1.メス型シリコン作成
まずは、これまでと同じくUVレジン用の透明シリコン型を作成します。
細かい作り方は以前の記事を参考にしてください。
ただし気をつける部分としては、型枠として上下同じ広さの円柱の方を使うこと、あと上下の型の位置を合わせるため突起を作っています。
上の写真では、1cmぐらいの円柱の磁石を2箇所に沈めています。また、耳型の下には制振用のジェルパッドを敷いています。
いずれもダイソーで購入しました。
2.中空シェルの作成
透明シリコンのメス型ができたら、UVレジンで中空シェルを作成します。
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3.オス型シリコン作成
作成したら、シェルを型から取り外さずに、オス側のシリコン型を作る準備をしていきます。
樹脂を注入するための管を2箇所に繋げます。
uvレジン以外のシリコン部分に離型剤を塗っていきます。
離型剤はシリコンじゃないものを。私は最初シリコンスプレーを塗って完全にくっつきました。
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メス型を作るときに使った型枠を被せて、透明シリコンを流し込みます。
これでシリコン型の完成です。
3.シェルの作成
作ったシリコン型に、デブコンETなどの注型用の樹脂でシェルを作成します。
色はNRクリアカラーを使ってます。液体なのでダマにならず使いやすいです。
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