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お久しぶりです。

更新全然できてなかったんですが、自作イヤホンの方は色々試行錯誤してました。


なぜカスタムIEMでなくあえてイヤホンと書いたのかと言いますと、色々試してたのはカスタムIEMではなくいわゆるユニバーサルタイプと言われるイヤホンの方だからです。

なぜあえてカスタムIEMじゃないのかと言いますと、まあ色々理由はありますが、自分がつくった音を他人に評価してもらいやすいからというのが大きな理由です。


多くのカスタムIEMビルダーにおいても、カスタムIEMと中身を同一にしたユニバーサルタイプを作っていますよね。JH AudioやUnique Melodyなどです。

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自分でユニバーサルタイプを作ろうと思った時に、まず思いつく方法としては自分のインプレッションをベースにユニバーサルタイプへ成形した型を作成するやり方。

型を作ってしまえば、あとの方法はカスタムIEMとほぼ同だと思います。

ただこれだと、ハウジングの素材が樹脂に限られるためユニバーサル型にする面白みがないのと、意外と左右対象に作るのが大変そうだったので別の方法をとることにしました。


その方法とは、3Dプリンタ!!


まあ普通の方法です・・・


実は自作にあたって3Dプリンタを買ってはみたんですが、イヤホンサイズの精度を求めるとなると一般家庭向けのFDM方式では全然使い物にならないという状況に陥ってしまいました・・・

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↑購入した3Dプリンタ。実はインプレッションのスキャンをすることも考えスキャナー付きのものを買ってみたんですが、こちらもなかなか精度が出ず・・・

高い勉強代となりました。


というわけで早々にコンシューマの3Dプリンタを諦め、DMMの3Dプリントサービスを利用してみました。

3Dプリンターサービス - DMM.make 3Dプリント

このサービスを使えば、より精度の高いハウジングができ、しかも素材が色々えらべます。


まずは3Dモデルを作成していきます。

使用したソフトはAutodesk 123D Designというフリーソフト。

3D CADソフトは詳しくないのでよしあしはわかりませんが、操作がわかりやすく使いやすいと思いました。イヤホン程度の簡単な造形のものであれば、すぐに覚えられると思います。

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作成した3DデータをSTL形式で出力し、DMMにアップロードします。

アップロードすると、造形可否のチェックが行われしばらくするとメールで結果が送られてきます。変にえぐれたような造形さえしなければ大体OKだと思います。

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造形OKであれば、上記のような詳細画面から素材を選び注文できます。

料金は素材によって変わります。上記のデータの場合、一番やすいナイロンで723円、アクリルは2,846円でカラーだと少し値段が上がります。

金属の場合、チタンが7,185円、真鍮14,080円、シルバー15,991円です。他にも金やプラチナ、アルミやステンレスといった素材も選べます。

意外とチタンが安いのはおそらく造形方法が違うから。真鍮やシルバーといった金属は造形したワックスを元に鋳造しているらしく、素材のコスト以上に造形のコストがかかるようです。チタンは3Dプリンタで直接出力できるため安くできるようです。

ただしチタンは表面処理などは選べず、少し精度が荒くなっているようです。シルバーや真鍮は値は上がりますが鏡面仕上げなどのオプションが選択でき、造形も精度が高いようです。

今回初めて作るにあたっては、カナル部分とフェイスプレートはチタンで、ハウジング部分はクリアアクリルで作成してみました。

1データ1素材での注文なので、実際は2つのデータに分割してアップロードしたものから注文しています。


届いたものがこちら。


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注文してから届くまで2週間ほどかかったと思います。

クリアアクリルは思ったほどクリアでなく(磨けばクリアになるようです)チタンは表面がザラザラしています。

しかし家庭用プリンタで造形するのに比べると雲泥の差ですね。高い金出して使い物にならないものを買うより、プロに任せた方がコスパ良いですね・・・


結局クリアアクリルが思ったようにクリアでなかったため、塗装をすることにしました。タミヤのガンメタです。

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フェイスプレートには0.5mmのくぼみを作っていて、そこにラメとレジンを盛ってみました。右は赤と黒、左は青と黒のラメを混ぜてます。

チタンはめんどくさかったので磨かずそのままです。大部分が隠れちゃうのでまあ良いかなと。


あとはカスタムIEMと同じ要領でドライバを組み込んでいきます。

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今回はダイナックドライバとEDとWBFKのハイブリッド3ドライバ。この構成が好きなんです。

出口側はブルーミックスで固めてから音導管ごと切断しました。

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音導管の位置が左右で揃ってないですね・・・良い加減だな。

あえてここでぶった切ったのは、チタンの反響による音の変化を演出してみようと思ったから。せっかく金属パーツにしたので。


最後に全体をウレタンクリアーでコーティングして完成。しかしうまくコーティングできず、よけい汚くなるという結果に・・・

反省材料の多い第1作となりました。


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